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「御同朋の社会をめざす運動」総合基本計画

 

 

 「御同朋の社会をめざす運動」とは、いのちの尊さにめざめる同朋一人ひとりが自覚を深め、浄土真宗のみ教えを社会に広め実践していく活動です。

宗門の基本法規である『宗制』には、「本宗門は、その教えによって、本願名号を聞信し念仏する人々の同朋教団であり、あらゆる人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝え、もって自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献するものである」と記されています。

専如門主は、伝灯奉告法要初日のご親教において「仏さまのような執われのない完全に清らかな行いはできません。しかし、それでも仏法を依りどころとして生きていくことで、私たちは他者の喜びを自らの喜びとし、他者の苦しみを自らの苦しみとするなど、少しでも仏さまのお心にかなう生き方を目指し、精一杯(せいいっぱい)努力させていただく人間になるのです。」と念仏者の生き方をお示しいただいております。安芸教区・本願寺広島別院で行なわれた全戦争死没者追悼法要並びに原爆忌70周年法要では「戦争の当時を生きられた方々が少なくなってゆくなかで、戦争がもたらした痛みの記憶は遠いものとなり、風化し忘れられつつあります。また先の大戦において、本願寺教団が戦争の遂行に協力したことも、決して忘れてはなりません。こうした記憶の風化に対し、平和を語り継ぐことが、戦後70年の今を生きる私たちに課せられた最大の責務です。よりよい未来を創造するためには、仏智に教え導かれ、争いの現実に向きあうことが基本でありましょう。」と平和について述べられています。

   今、激動する社会にあって、寺院としての役割や教化力が充分に発揮できていないのが現状です。僧侶・寺族・門徒が寺院のあり方を見直し、人びとの悩みに応えると共に次世代への伝道教化できる寺院活動を展開することが何よりも大切です。

   また、非戦・平和の実現のため戦後50年を機に、当時の基幹運動推進委員会が75日を「滋賀教区平和の日」と定めました。御同朋の社会をめざす運動もそれを継承し運動を進めております。現在も相次ぐテロや戦争により危機に瀕している国際情勢を考える時、ともすれば忘れ去られつつある戦争のいたみを伝えていかなければなりません。

   2023(令和5)年には親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要をお迎えいたします。このご勝縁を機縁として、お念仏のみ教えを、混迷の社会を導く灯火として高く掲げ、人々に広く伝えながら、教区の活性化と人々のつながりを深めるためのネットワークの構築をすすめ、御同朋の社会の実現のため運動を積極的に推進してまいります。

 

  重点項目 1)重点プロジェクトの推進

        2)平和・部落差別などの人権問題への取り組み

        3)運動推進の為の研修会の開催と人材育成

        4)文書伝道活動の展開